整体師は民間の資格
整体師として開業するためには、まずは整体師になるための勉強をしなければなりません。整体師の資格は国家資格ではなく、民間の資格となります。複数の民間団体が独自の試験や資格制度を設けています。
整体師になるにはカイロプラクティック理論や基礎医学の知識、手技の技術などを学ぶことになります。カイロプラクティックは、1890年代にアメリカで始まったものです。日本では国家資格ではありませんが、アメリカでは国家資格となっています。
整体師の養成学校などに通う
開業を考えて整体師になるためには、整体師の養成学校などに通うことになります。養成学校も多くありますから、見学などをして、自分に合った学校を見つけることが近道です。
養成学校では整体の技術はもちろん、開業のための知識も学ぶことができます。働きながら学ぶことのできる学校もありますので、いずれは開業をと考えていて、とりあえず仕事をしながら技術や知識を身に付けておきたいという人にもおすすめです。
整体師は民間の資格ですので、特別な届出の必要はありません。事業を行う場合、本来は事業を開始したときから1ヶ月以内に開業届を所轄の税務署に提出します。実際には届出をせずに事業を開始してしまう人も多いようです。
開業にあたって
届出は済んでいなくても、年間で20万円以上の事業所得がある場合は、確定申告が必要となります。所得が年間で290万円を超えなければ、事業税は発生しません。法人を設立する場合には、法人の登記が必要です。
開業すると、屋号を決めなければならないと思われがちですが、屋号は決めても決めなくても自由です。賃借物件を契約して開業するほか、自宅で行ったり出張専門とする場合もあります。開業資金は、出張の場合ですと殆ど必要ありません。インターネットサイトを開設するなどして利用者を獲得することが中心となります。
開業資金はあまりかからないものの、出張整体だけで収入を得ることにはかなりの難しさがあります。自宅で開業する場合は、住居と仕事場が同一であると、開業資金を抑えることができます。ただ、看板を出すなどの宣伝がしにくかったり、利用者が集まりにくいこともあります。
マンションやアパートを借りる場合は保証金や敷金が必要となりますが、賃借物件よりは費用を抑えることができます。事務所物件では家賃の10ヶ月から15ヶ月ほどの保証金・敷金が必要となりますので、10万円の家賃でも100万円以上の開業資金が必要となります。
