数ある整体の中にも、東洋医学の療法を積極的に取り込んでいるものが多く存在します。

東洋の手技療法の影響

整体には東洋の手技療法が大きく影響していて、整体の起源にも深く関わっています。東洋の手技療法や欧米発祥のカイロプラクティック、オステオパシー、日本武術など、様々な要素が組み込まれて整体が生まれました。数ある整体の中にも、東洋医学の療法を積極的に取り込んでいるものが多く存在します。

東洋医学の療法には、主に2つの特徴があります。東洋医学では、薬を飲んだり手術をしたりするよりも、人間の自然治癒力を最大限に利用します。西洋医学が「体に悪いところがあればそこを治療する」という考え方であるのに対し、東洋医学では身体のそれぞれのパーツが連結していると考えるため、身体全体を見て治療します。

東洋の療法の例

日本では、多くの整体師が東洋医学の概念に基づいた療法によって整体を行っています。整体に取り込まれている東洋の療法の例としては、推拿や気功があります。中国で二千年の歴史を持つ推拿は、中国では医療分野で定着していて、病院にも推拿科が設けられ、医師が施術を行います。

押したり揉んだりする手技を利用して体の経穴や経路に刺激を与え、筋肉、骨格、関節を正常化させることで、痛みの解消や内臓機能の回復を図ります。多くの症状の治療法として用いられ、小児推拿もあり、幼児の便秘や夜尿、アトピーの症状などに効果があるといわれています。

整体と気功

推拿を用いた整体では、手や肘による微妙な強弱の圧力を用いて骨格や関節のバランスを整えていきます。治療のためだけではなく美容やダイエット、スポーツ選手の運動機能向上など、幅広い目的で用いられています。

気功は心身を癒し安定させることによって健康の促進を図る療法で、自分で行う内気功、気功師が患者に行う外気功があります。気功による治療では、まず身体の「気」の巡りを良くして呼吸を深め、自律神経を安定させます。

整体の種類も様々

さらに「気」によって血液やリンパ液の流れを整えることで、新陳代謝が高まり内臓の働きが活発になるのです。気功を取り入れた整体は、骨格や関節の歪みを穏やかな圧力によって矯正するため、痛みに弱い人でも心配ありません。体質改善に効果があり、最近では減量を目的として施術を受ける方も多いようです。

整体の種類は非常に多く、推拿や気功を行う整体院もありますので、治療方法は院や整体師によって様々です。すべての整体師が本当にその技術を鍛錬したかどうかは、看板だけでは判断することができませんので、整体院に行く前に評判を確かめておくことをおすすめします。

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