道具を用いることも
整体は、基本的に手を使って身体全体の骨や関節の歪みやズレを矯正し、凝りや痛みの原因となっている筋肉のバランスを治療するものです。補助的に、骨盤のゆがみを調整するブロック療法や温熱療法などに道具を用いることもあります。
「整体」とは掲げず、「整骨」という名前で開業しているところもありますが、内容はほぼ同じです。労災やスポーツの際の骨折などの治療、交通事故などのむちうち症の処置などについては健康保険を使った治療が可能です。
腰痛も様々
整体に通院する方の中で最も訴えの多い症状は、腰痛です。腰痛を訴える方の症状には「ヘルニア」や「腰椎分離(すべり)症」などから生じる腰痛、筋肉に疲れが溜まって生じる慢性的な腰痛など様々なものがあります。
整体で腰痛の治療を行う場合は、まず問診をした後、最も痛みやこりを感じるところに電流を用い、筋肉をやわらかくする電気療法から始まります。15分ほどきつくない程度の電流を流し、さらに毛布やタオルをかけて保護します。
電気を流し終えると治療台に横になり、整体師によるマッサージの施術が始まります。腰痛の場合、治療のあとにしびれ、もみ返しによる痛みが生じる場合がありますので、痛みが楽になるまでの何回かは、あまり力を入れて治療されるケースはありません。何回か通っているうちに痛みなどが改善されてくると、本人の要望を確認した上でマッサージの加減がなされていく場合が多くなります。
腰痛の補助具を使ってみる
腰痛を区分すると腰全体ではなく、坐骨神経や坐骨部分の痛みを訴える方も多いため、骨盤のところに「ブロック」と呼ばれる補助具を置き、上から押して骨盤の歪みなどを矯正します。ひどい腰痛が続く場合は、湿布やテーピングなどが提供される場合もありますので、日頃から使ってみましょう。
保険は適用されませんが、腰に巻くベルトやコルセットを購入することもできます。ドラックストアなどでも購入することができますが、最も良いのは整体師さんと相談して自分に合うものを購入することです。
腰痛を引き起こしている原因
腰痛の場合、痛みがひどい間はほぼ毎日整体に通う形になりますが、痛みがなくなったからといって、自主判断で通うことをやめてしまってはいけません。痛みが長期化したり、ぶり返す場合がありますので、治すことができるうちに治しておくことが良いでしょう。
また、自分がわからないところで、腰痛を引き起こしている原因が別の病気である場合もあります。痛いからとすぐに整体に行かず、整形外科などでレントゲン撮影などの結果をもとに診断を受けた上で整体に切り替える方が、効果的に治療することが可能となります。
